民衆の歌」(みんしゅうのうた)または「民衆の歌声が聞こえるか?」(みんしゅうのうたごえがきこえるか)(フランス語: A la volonté du peuple、英語: Do You Hear the People Sing?)は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌である。劇中では民衆のリーダーの青年アンジョルラスを中心とする民衆たちが歌っている。

フランス七月王政打倒のため1832年に蜂起(六月暴動)したパリ市民が政府軍と衝突する場面で歌われる。 また、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」から歌詞の影響を受けている(市民革命の音楽)。

やがて民衆の歌は現実の社会運動でも取り上げられるようになり、2014年香港反政府デモ(雨傘革命)や2019年のイラクの反政府デモ、2019年-2020年香港民主化デモにてデモ参加者によって歌われ、日本でも安全保障関連法案反対運動にて歌われることがあった。

韓国では、2016年朴槿恵元大統領の弾劾デモで大学生やミュージカル俳優たちが中心になって歌われた。

この他、2013年の帝国劇場における演目とのコラボレーションをきっかけに、以降試合前の選手の鼓舞として横浜F・マリノスのサポーターによって歌われている。

脚注


【民衆の歌】アカペラ多重録音ミュージカル、ひとりミゼラブル!! YouTube

民衆の歌 (レミゼラブル) YouTube

「民衆の歌」クミエ・アラカワミュージカルカンパニー YouTube

民衆の歌【1時間耐久】『日本語Ver!』 YouTube

聞こえるか、民の歌が?(民衆の歌) YouTube