戦車第1連隊(せんしゃだい1れんたい、戦車第一聯隊)は、大日本帝国陸軍の戦車連隊のひとつ。福岡県久留米市にあり日本陸軍で最も古い戦車連隊であった。太平洋戦争、(大東亜戦争)の初期マレー侵攻作戦に参加の後、対ソ連戦に備えて機甲軍発足とともに満州に展開、終戦時には本土決戦戦力として関東地方に配備された。
戦歴
- 1926年(大正15年)5月1日 - 久留米に「戦車第1大隊」創設。
- 1933年(昭和8年)8月 - 連隊に改編。日本最初の戦車連隊である「戦車第1連隊」発足。
- 1941年(昭和16年)12月 - 第25軍第3戦車団隷下。マレー作戦・シンガポール攻略に参加。
- 1942年(昭和17年)4月 - 第18師団隷下。ビルマ進攻作戦に参加。
- 1942年(昭和17年)7月 - 機甲軍戦車第1師団戦車第1旅団隷下。満州に駐屯。
- 1945年(昭和20年)2月 - 戦車第1師団が第36軍隷下に。関東地区における決戦兵力として栃木県に駐屯。
編成
- 本部
- 第1中隊(軽戦車中隊)
- 第2中隊(中戦車中隊:本部、3個小隊(中戦車3両)、段列)
- 第3中隊(中戦車中隊)
- 第4中隊(中戦車中隊)
- 整備
歴代連隊長
脚注
参考文献
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
関連項目
- 大日本帝国陸軍連隊一覧
- 戦車連隊
- 九五式軽戦車
- 九七式中戦車
- 司馬遼太郎(見習士官として在籍)




