香川県議会(かがわけんぎかい)は、香川県の県議会である。本会議、議会運営委員会、常任委員会、特別委員会および事務局から構成されている。
概要
- 所在地:高松市番町四丁目1番10号
会派
(2023年11月22日現在)
自由民主党は、議長人事を巡って2016年5月2日に「香川県議会自由民主党議員会」(分裂前28人)から11人が独立、一人会派「県政会」と合流し「自由民主党香川県政会」となって以後、分裂状態が続いている。
常任委員会
- 総務委員会
- 環境建設委員会
- 文教厚生委員会
- 経済委員会
特別委員会
- 総合防災対策特別委員会
- 少子化対策特別委員会
- 県立アリーナ整備等に関わる特別委員会
- デジタル田園都市推進特別委員会
事務局
- 総務課
- 議事課
- 政務調査課
- 議会図書室
香川県議会議事堂
香川県庁舎東館の南にある。
現在の議員
自民党会派 公明党 立憲民主党 国民民主党 共産党
選挙区・有権者数
主な元職
- 木村義雄(小泉内閣厚労副大臣、元参議院議員)
- 山内俊夫(福田内閣文科副大臣、元参議院議員)
- 有福哲二(坂出市長)
- 梶正治(元丸亀市長)
- 片山圭之(元丸亀市長)
- 大久保諶之丞(瀬戸大橋提唱者)
その他
海外視察問題
2017年7月21日に放送されたフジテレビ系列「金曜プレミアム・実録!金の事件簿」において数日間に渡ってドイツ・スイス・イタリアで税金を使い、物見遊山同然の悪質な視察旅行を行っていた事が放映された。
同年11月17日、市民団体「市民オンブズ香川」が視察は単なる観光旅行だとし、2016年8月から2017年6月にかけて行われた海外視察4件の費用、あわせて約3400万円を議員20人に、更に旅行会社に支払った通訳などの業務委託費約960万円を知事が返還することを求め高松地裁に提訴した。
2021年12月24日、天野智子裁判長は20人全員に対し、計約760万円の返還を請求するよう浜田知事に命じる判決を出した。視察先での飲酒について「職務中に許されるものではない」などと指摘。旅行会社への業務委託料約950万円については、財務会計上、違法ではないとして棄却。翌年1月7日、県側は控訴を断念し判決を受け入れる旨を発表。
2023年8月28日、同年11月に予定されている海外派遣の費用が高すぎるとして「市民オンブズ香川」が県に対し公費の支出の差し止めを求める住民監査請求をした。
ゲーム条例問題
2020年、「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」の制定に対し、「前時代的で非合理的である」などというパブリックコメントが寄せられるなど、県内外で物議を醸した。同条例は3月18日に可決され、4月1日より施行。また、同条例可決後、香川県議会のホームページが2時間にわたりアクセスが困難な状況となった。これは香川県に対する初めてのサイバー攻撃の事例となった。
脚注
注釈
現職注釈
- 補欠当選者
出典
外部リンク
- 香川県議会




