大門神社(だいもんじんじゃ)は、埼玉県さいたま市緑区の神社。
歴史
創建年代は不明である。日光御成道の宿場町「大門宿」の鎮守として祀られていた。かつては「十二所権現社」と称していた。この名称は「熊野十二所権現」に由来するものとみられ、同市同区中尾にあった修験道本山派の寺院「玉林院」の影響下で創建されたものと推測される。
「華蔵寺」が別当寺であった。華蔵寺は真言宗の寺院であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1907年(明治40年)の神社合祀により、周辺の10社が合祀された。その際に、地名から「大門神社」に改称した。
交通アクセス
- 浦和美園駅より徒歩13分。
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年



